2017年度 林間保育 7月18〜20日新潟県六日町八海山スキー場にて
楽しみを見つける、林間保育
■大雨により変更を余儀なくされる
今年は例年になく雨が降り、いくつかの計画が変更となりました。事前の情報により、雨雲が新潟にかかることが予想されたため、新潟に向かう観光バスのなかから現地の様子や“雨雲レーダー”の確認をお願いしました。というのも一日目のお弁当は、小さな山に登り森の中の川の岩場を登っていく探検があったからです。普段経験することのできない全身を使い心動かす探検であるため楽しみにしていたのです。ところが、現地の宿の佐藤さんからは「すでにこちらは厚い雨雲に覆われている、激しく雨が降る予報」ということから、山登りは中止とし直接宿に向かい宿で準備しながら作戦を立て待機することにしました。
■宿でのゆったりと時間を使って3日間の準備
宿に到着し子どもたちみんなで荷物を運び込、クラスごとに宿のおじさんに挨拶をしに行き、自分たちの部屋の準備をし、宿内のトイレやお風呂、食堂などを探索してゆったりと過ごしました。その準備が始まったころより雨、雷が激しく降り出し天候が一変しました。そこで、クラスごとにお弁当を食べてから大広間に集まりクラスごとに出し物をして楽しみました。午後になり数時間すると激しかった雨が上がり雷も聞こえなくなると、子ども達も外の様子が気になり始めました。外では、スキー場の緩やかな斜面を滑るように小さな川が幾つか作られ宿の前のコンクリートの斜面にも緩やかな流れを作っていました。
■どんな状況でも楽しみを作り出す子ども達
そこで宿の佐藤さんに状況と安全の確認をして外に出たがる子ども達を抑え、まず保育者が流れに足を入れてみました。とても冷たい水でした。ここから子ども達は初めて外に飛び出し芝生を走り回り、冷たい流れを走り、座り、寝転び、飛び跳ねて遊びました。川遊びが中止になったことを忘れさせるかのように遊び続けていました。
翌日の2日目も水無川での遊びは中止とし、ゴンドラで上がった山を下ってくるとまっすぐ宿に戻り、宿の天然水が流れ込む大きな人工池で水着になって遊びました。大汗をかいた後の気持ちの良い水遊びとなりました。その夜のキャンプファイヤーや3日目のスキー場の探検(虫チームや探検チーム、花チーム)は予定どおり楽しむことができました。3日間を終えてみると、心動かして活動する“こどもの園の林間保育”となったように思いました。
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